“大地震で通信使えず”想定…衛星を利用し復旧させる訓練
大地震で通信が使えなくなった場合を想定し、衛星を利用して復旧させる訓練が行われました。
2日、神奈川県横浜市で、首都直下型の大地震が起きたという想定で災害訓練を行いました。
訓練では、基地局が壊れ、スマートフォンなどの通信がつながらなくなった場合にKDDIが活用を想定して導入した衛星を経由して高速・大容量の通信を行うインターネットサービス「スターリンク」の訓練の様子も公開されました。
災害時にはスターリンクの機材を載せた車などを派遣して通信を復旧させます。従来の衛星通信の機材よりも小さいため持ち運びやすく、設置時間を短縮できるということです。
KDDIは、持ち運びが可能なスターリンクの基地局を現在200台保有していて、この春から運用を目指すとしています。