東京株式市場 株価一時2万5000円割れ 約1年4か月ぶり
8日朝の東京株式市場で日経平均株価は一時、2020年11月以来、およそ1年4か月ぶりに2万5000円を下回りました。
ロシアへの制裁措置が原油にも及ぶ可能性があることから、前の日のアメリカの株価は軒並み下落しました。
これを受けて、8日朝の東京市場でも取引開始直後から売り注文が入り、平均株価は一時、およそ1年4か月ぶりに2万5000円を下回りました。
しかしその後、心理的な節目の2万5000円を下回ったことから買い戻す動きも入り、株価は下げ幅を縮めています。
市場関係者は「原油高騰による株価下落は引き続き、油断できないが、一時1000円近く下げたきのうほどにはならないだろう」と話しています。