冬の電力“ひっ迫”懸念 政府が支援策…節電ポイント“上乗せ”も
冬の電力需給のひっ迫が懸念されるなか、企業や家庭に節電を促すための政府の支援策の概要が明らかになりました。
この冬の節電を促す方策をめぐっては、すでに一部の電力会社が節電をおこなった家庭や企業にポイントを付与する仕組みを導入していて、政府はさらに一定の金額を上乗せするとしています。
この具体策として、電気使用量を前の年の同じ月と比べて3パーセント以上減らした場合、家庭には月1000円相当、企業など法人には月2万円相当のポイントを政府が上乗せして付与する方向で調整していることがわかりました。期間は12月から来年の3月までで、ポイントは買い物などに使うことができます。
これに先立ち、政府は節電プログラムへの参加を登録しただけでもポイントが付与される仕組みを開始していて、家庭なら2000円相当、法人なら20万円相当を受け取ることができます。