ガソリン8週連続値上がり 灯油も上昇
ガソリン価格が8週連続の値上がりとなりました。徐々に寒さが増す中、灯油の価格も上昇していて、暖房費など生活にも影響しそうです。
石油情報センターによりますと、25日時点の全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの店頭価格は1リットルあたり167.3円で、前の週に比べ2.7円の値上がりとなりました。値上がりは8週連続で、2014年9月以来、7年1か月ぶりの高値水準です。
世界的に新型コロナウイルスの感染者が減少し、経済活動が回復する中、原油の需要が高まっているためで、ガソリンだけでなく、軽油や灯油も値上がりが続いています。
特に灯油は、気温が下がると需要が増しますが、1リットルあたり106.1円と、およそ7年ぶりの高値水準で、北日本を中心に暖房費に影響が出始めています。
原油高騰の流れはしばらく続く見込みで、石油情報センターは来週も値上がりを予想しています。