“ポテトショック”マックで“Sのみ”に…
コロナ禍による世界的な物流網への影響が広がり、身近なところにも現れてきています。マクドナルドはポテトの輸入が遅れているため、フライドポテトの販売を一時的にSサイズのみにすると発表しました。
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21日、夕方になっても盛況だったマクドナルド。驚きのニュースが入りました。
30代ポテトファン
「え!そうなんですか!?ショック…」
20代ポテトファン
「いやぁ、ちょっと寂しいですね」
日本マクドナルドが、S、M、L3種類あるマックフライポテトについて、MとLの販売を休止し、Sのみの販売とすることを発表したのです。
期間はクリスマスイブの今月24日から30日までの1週間の予定だといいます。
30代ポテトファン
「えー…Xmasですか?なくてはならない存在、絶対に。ハンバーガーだけじゃ物足りないし、絶対にポテトは必要」
また、ハンバーガーとセットで注文する場合も、ポテトは通常のMサイズからSサイズに変更されます。価格は50円下がるということですが…
30代ポテトファン
「Sはちょっと物足りない。もうちょっと欲しいなって」
Mサイズは135グラム入っているのに対し、Sサイズは74グラム入り。これでは食欲が満たされないと嘆く人も。
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こうした“ポテトショック”は、別のファストフード店でも起きました。今年10月、ケンタッキーフライドチキンでは、首都圏の一部の店舗でポテトが一時販売休止になりました。
今や国民食となっているポテトに、一体何が起きているのでしょうか。
日本マクドナルドによると、不足しているのは、北米から輸入しているポテト。船便の経由地であるカナダのバンクーバー港近郊で、大規模な水害が起きていて、輸入の遅れが出ているといいます。
また、コロナ禍の世界的な物流網の乱れも影響しているということです。
20代ポテトファン
「仕方ないですよね、輸入に頼っている以上は」
ポテトの通常販売の再開は今月31日の予定。たくさん食べるのは、おおみそかまでおあずけです。