東京電力管内 供給力必ずしも余裕ある状況ではない
政府は21日から東京電力管内で発出していた「電力需給ひっ迫警報」を解除しました。一方で、引き続き電気の効率的な使用を呼びかけています。
経産省担当者「需給ひっ迫警報につきましては、本日11時をもって解除することと致します」
気温の低下で電力の需要が急増し、需給がひっ迫したことなどから、政府は21日から東京電力の管内で初めての「電力需給ひっ迫警報」を出していました。
これについて、23日は太陽光発電などが改善し十分な供給力を確保できる見通しがたったとして、午前11時で警報を解除しました。
東京電力によりますと、供給力に対する需要の割合を示す電力の「使用率」は午後3時台では「安定的」とされる86パーセントとなっています。
一方で、管内の供給力に必ずしも余裕のある状況ではないとして、引き続き電気の効率的な使用を呼びかけています。