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全漁連が「処理水」放出反対の要望書を経産相に手渡す “国が全責任を…”

2023年6月22日 17:46
全漁連が「処理水」放出反対の要望書を経産相に手渡す “国が全責任を…”

全漁連=全国漁業協同組合連合会は、西村経済産業大臣に福島第一原発の「処理水」放出に反対する要望書を手渡しました。

全国漁業協同組合連合会 坂本雅信会長
「ALPS(アルプス)処理水を流されることはやはり死活問題。仮に放流することがあるなら、しっかりと全責任を将来にわたり持ってもらいたい。我々の理解を得ない中での放流は依然として反対 」

全漁連は、22日に開いた総会で、福島第一原発の処理水放出に反対する特別決議を可決し、西村経済産業大臣に要望書を手渡しました。

処理水の安全性についての説明会など、国の対応を評価する一方で、海洋放出となれば漁業者の将来への不安はぬぐい去ることができず、国が全責任を負うことを求めています。

これを受け西村経産大臣は、処理水の処分は廃炉を進め、福島を復興するために避けては通れない、と理解を求めた上で、引き続き風評被害対策などに取り組んでいくと話しました。

ただ、香港政府などが、“海洋放出を始めれば福島県周辺の魚介類の輸入を禁止する”と表明していて、全漁連は「実際にすでに風評被害が起きている」と懸念を示しています。