経済誌「Forbes JAPAN」に新しい日本をリードする起業家として選ばれた4人。彼らが次世代に伝えたいことは何か？ バイトアプリ「タイミー」の小川嶺代表、遊び予約サイト「アソビュー」の山野智久CEO、AI開発「シナモンAI」の平野未来共同代表、転職サイトビズリーチ創業者「ビジョナル」南壮一郎社長に聞きました。

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先週、都内で生成AIに関するイベントが開かれました。登壇していたのは、「シナモンAI」の平野未来共同代表（40）。AIの開発などを手がける企業「シナモンAI」を8年前に立ち上げました。

平野未来共同代表
「AIを使って気候変動を解決していきたいと思っています。日本がいかに貢献できるのかっていったところを進めていきたいなと」

多くの災害を経験している日本だからこそ、AIを活用して他の国々もサポートできると話します。

平野さんはかつて、経済誌「Forbes JAPAN」で、日本経済をリードする起業家としてトップ10にランクインしました。そんな平野さんから、20代、30代の若い世代に伝えたいことは……

平野未来共同代表
「他人軸に流されないっていうことですね。それって自分の感情と思考があってないっていうことなんですよね。これは人間を不幸にしていくので、自分に軸を持つことを大事にしてほしい」

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“新しい日本をつくる”若手起業家たちが軸として大切にしていることは何か。

続いて聞いたのは、「Forbes JAPAN」で今年2位の起業家、バイトアプリ「タイミー」の小川嶺代表（26）です。

小川嶺代表
「40年後の日本は労働人口が4割減ってるっていうふうに言われてる中で、決して明るい世界ではないっていうふうには思ってます。そういう中で他責にするのではなく、どうしたら自分がそこに貢献できるか、『自分ごと化』してほしいなっていうふうに思っていて」

20代の視点で40年後を見据え、同世代で共に日本を盛り上げていきたいと話します。

そして、大事にしたいのは……

小川嶺代表
「今後グローバルに、通訳機ももちろん発達はしてるんですけど、直接目を見て自分たちと同じような言葉で話せるかって非常に重要だなと。コミュニケーション、言葉の力で人を動かすのは経営者だと思ってるので」

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そして、日本最大級の遊び予約サイト「アソビュー！」の山野智久CEO（40）。（Forbes JAPAN　日本の起業家ランキング2024 10位）

山野智久CEO
「若い世代が海外に行き、世界の中で日本がどういうふうになっているのか。逆に世界の動きがどうなっているのか、しっかり学んでくるというのが、体験をしてくるというのが、一番重要なんじゃないかなと」

山野CEOは学生時代、世界を旅する中で、日本の企業が世界で活躍する素晴らしさを感じてきましたが、今は……

山野智久CEO
「世界を見て逆に過去（の日本）と現状の違いの中で悔しさを感じる所が、非常に自分の中のハングリー精神につながりました」

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最後は、アメリカ大リーグ、ヤンキースのオーナーになる夢を去年叶えた、転職サイト「ビズリーチ」の創業者、「ビジョナル」南壮一郎社長（47）です。

南壮一郎社長
「若い人たちにはもっと楽しんでもらいたいなと思います。面白い、楽しい、やってみたいことを、とことん追求することによって、時代は皆さんによって変わっていくんじゃないかな」

南社長の今年のチャレンジは……

南壮一郎社長
「いま想像もできないようなことを今年もやってみたい。どのように新しい可能性を次々作り出し続けるのか、自分自身、追い求めていることです」

若手の知恵と馬力を日本の変革にいかせるか、勝負の年です。