ホンダ、2040年代に全ての二輪製品でカーボンニュートラル実現目指す
ホンダは、主力事業である二輪製品について2040年代に全ての製品でのカーボンニュートラルを目指すと発表しました。
ホンダは主力事業である二輪事業のカーボンニュートラル戦略について発表し、2040年代に全ての二輪製品でカーボンニュートラルを目指すと明らかにしました。
具体的には、2025年までに世界で合わせて10モデル以上の電動二輪車を投入し、今後5年以内に100万台、2030年には年間350万台レベルの販売を目指すということです。
エンジンについても開発を続け、ガソリンとエタノールを混合したカーボンニュートラル燃料を利用できるエンジン開発なども進める方針です。
一方、二輪を電動化する上で課題となるのがバッテリーです。バッテリーを多く積むほど走行距離は伸びますが、その分コストがかさみ販売価格が上がってしまいます。
また、コンパクトな二輪車では、搭載できる量も限られています。そこで、ホンダは四輪用に開発している次世代のバッテリー「全固体電池」を活用する計画も明らかにしました。
全固体電池はこれまでの電池に比べて、小さなサイズでも大きなエネルギーを蓄えることができる次世代のバッテリーです。ホンダは2020年代後半までに全固体電池を搭載した二輪車を提供したいということです。