佐川急便、9月から「置き配」に対応 自転車のかごなどへの指定も
佐川急便は、9月から宅配便を自転車のかごなどへの「置き配」で受け取れるようにすると発表しました。
佐川急便では現在、荷物の受け取り手が不在などの場合に、玄関前などに置いていく「置き配」の利用について、特定のショッピングサイトの利用者のみに限定しています。
これを、9月2日からは、佐川急便の会員サービス登録者全員が、選択できるようにすると発表しました。
置き配は、佐川の主要な宅配サービスで可能となり、荷物の置き場所として、玄関前や自転車のかご、ガスメーターボックス、車庫、物置などを指定することができます。
佐川の置き配開始により、先行して始めていたヤマト運輸、日本郵便と合わせ、運輸大手3社すべてが置き配に対応することになります。
国土交通省のデータによりますと、この大手3社で2022年度の宅配便の取扱個数の95%を占めています。