日常に彩りを添える、花や緑の地産地消を進めるイベントが、29日から福岡市で始まりました。

■檜垣すみれアナウンサー
「こちらのブースでは、カチューシャを付けたりお花を持ったりして、写真を撮ることができます。」

華やかで写真映えするフォトブースは「福岡市緑のコーディネーター」として活動中の木村愛さんが手がけたものです。

29日から福岡市の博多阪急で始まったイベント「花と緑を愉（たの）しむ」では、日替わりで13種類のワークショップが開催されています。

花と緑のある生活を楽しむためのアレンジメントや多肉植物をはじめ、器や道具などを購入することができます。

29日は、マグカップにこの時期ならではの7種類の花を使った、生け花のワークショップが行われていました。

花の説明や生け方を丁寧に教えてくれるので、誰でも気軽に生け花を楽しむことができます。

■参加した人
「初めて生け花をした。本当に楽しかった。自分の好きなように生けたらいいよってことだったので、形も三角になるように色の配置もうまくばらけるように、生けていきました。」

福岡県は有数の花の産地です。ただ、観賞用の植物「花き類」の生産量が全国トップクラスにもかかわらず、2022年の家計調査によりますと、福岡市の切り花への年間支出額は全国で43位となっています。

今回、花も緑も地産地消で楽しんでもらおうと、「一人一花運動」を推進する福岡市と連携し、初めて開催されました。

このイベントは博多阪急で5月29日から6月3日まで開かれています。