「台湾貿易投資センター」を福岡市に開設へ 半導体企業の日本進出を支援 AI分野にもかかわる
台湾企業の九州進出拡大が期待されます。台湾の経済部が11日、九州各県の知事と経済団体でつくる「九州地域戦略会議」の代表らに対し、企業進出支援の拠点を福岡市に開設する意向を伝えたことが分かりました。
「九州地域戦略会議」の代表で九州経済連合会の倉富純男会長らは11日、台湾の経済部と会談しました。
九州経済連合会によりますと、台湾の経済部は、半導体企業の日本進出を支援する「台湾貿易投資センター」を福岡市に開設する意向を明らかにしたということです。
台湾貿易支援センターは、半導体だけでなくAI(人工知能)の分野でもかかわっていくということです。開設時期などは明らかになっていません。
九州では2024年、熊本県菊陽町に台湾の大手半導体メーカー「TSMC」が工場を開設し、半導体生産の集積が進んでいます。
最終更新日:2025年2月12日 16:15