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北九州空港にアバターロボット登場 東京のオペレーターの遠隔操作で施設を案内 人手不足に備え

2025年2月26日 19:00
北九州空港にアバターロボット登場 東京のオペレーターの遠隔操作で施設を案内 人手不足に備え

北九州空港にアバターロボットが登場しました。空港での案内業務を担います。人手不足をカバーするための実証実験が26日から始まりました。

■川崎直人記者
「いました。細長い形をしていて、モニターがついています。これがアバターロボットですね。」

26日から北九州空港で稼働を始めた、アバターロボット「newme(ニューミー)」です。モニターには人の顔が映し出されています。東京にいるオペレーターがロボットを遠隔操作して案内業務を担います。

■川崎記者
「空港内のお土産売り場はどこにありますか?」
■オペレーター
「お客様の右手にエスカレーターが見えますでしょうか?」
■川崎記者
「見えます。」
■オペレーター
「そちらのエスカレーターで2階までお進みください。2階の右手にお土産屋さんがございます。」

ロボットの実証実験は、ANAグループの傘下企業「avatarin(アバターイン)」が国からの補助を得て行うものです。

北九州空港は24時間運用可能ですが、早朝や深夜には人繰りの関係で案内業務を提供することが難しいケースも想定されるため、ロボットの活用で将来の人手不足に備える狙いがあります。

■avatarin・筒 雅博さん
「北九州の皆様に、このサービスを使って新しい技術を体感していただきながら、地域を支える技術として感じ取ってもらえればと思っています。」

アバターロボットを使った実証実験は3月6日まで、1日(土)と2日(日)を除いて行われます。

最終更新日:2025年2月26日 19:00
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