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【解説】知事が掲げた新年度の取り組み 4つの分野ごとに実現させる事業内容とは《長崎》

2024年2月14日 7:01
【解説】知事が掲げた新年度の取り組み 4つの分野ごとに実現させる事業内容とは《長崎》

知事が掲げた「新しい長崎県づくりのビジョン」実現に向けた、新年度の取り組みを確認します。

「こども」「交流」「イノベーション」「食」の 4つの分野ごとに進めます。

「こども」で目指すのは「子どもが主役の場所をみんなでつくる社会の実現」です。

予算案では、2800万円を計上。

遊びや勉強ができる場、子育て支援の拠点といった「こども場所」を官民の垣根を超えてつくるために、まずは枠組みづくりなどに取り組みます。

「交流」は、さまざまなジャンルの「聖地・拠点」として、各地にマニアが集まるような県にすることを目指します。

新年度は「アニメ、小説、酒」の聖地化を目指して、情報発信やロケの誘致などを進める事業に3600万円を計上します。

「イノベーション」は、ドローン活用の先進地を目指す事業で7100万円を計上。

県内のドローンの情報をまとめた専用サイトをつくり、ドローン事業者と活用したい事業者のマッチングを図るほか、オペレーターの育成などにも取り組みます。

「食」は、長崎の食を買える、味わえる、体験できる場所を創出するとしていて、新年度は先進事例や立地などの調査を進める事業に4200万円を組み込んでいます。

「ビジョン」事業以外では・・・

保育士の確保に向けて、園内研修などを実施する園の保育士らに、1人2万円を支給する事業に2億1800万円。

教員の確保対策に6000万円、外国人のIT人材確保に900万円など、様々な分野の人材確保対策に取り組みます。

また災害対策として、県内周辺の活断層による地震や津波の予備調査を行う費用に1000万円、地すべりなど自然災害の発生の予防や、被害拡大防止のための工事費に150億円を盛り込んでいます。

予算案は20日に開会する県議会で審議されます。

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