酒田市の中心市街地に11階建ての新たなホテル建設へ 2026年12月の開業目指す
酒田市の中心市街地に新たに11階建ての全国チェーンのホテルが建設されることになり、5日、記者発表が行われました。観光誘客やビジネス利用の拡大が期待されています。
サンフロンティアホテルマネジメント堀口智顕社長「いま急激にホテル事業が膨らんでおりまして計画中のものが15棟ほどございます。地域創生型のホテルの1つとして今回酒田の地に作らせて頂きたいと考えています」
酒田市の中心市街地に新たなホテルの建設を発表したのは、東京都に本社を置くサンフロンティアホテルマネジメントです。
新たなホテルは、酒田市中町3丁目の飲食店ビル「パイレーツビル」の跡地、およそ2550平方メートルの敷地に鉄骨造り11階建てで建設される計画です。ホテルの名称は「たびのホテルlit酒田」で、客室数は173室を予定し、2026年12月の開業を目指しています。最上階には、温泉露天風呂付きの大浴場を備え、酒田など北庄内のシンボル鳥海山を一望できる設計です。
サンフロンティアホテルマネジメントの堀口社長は「酒田港周辺で、洋上風力発電事業の計画が進んでおり、建設関連のビジネス需要が見込める。また、庄内エリアは、歴史や文化、美食などの観光資源も豊富で、このホテルが需要掘り起こしのきっかけになれば」と話しています。