皮が白いサツマイモ、その名も「きみまろこ」を北杜市の種苗会社が発表しました。

　白い皮に中身は鮮やかな黄色が特徴のサツマイモ「きみまろこ」。発表したのは北杜市小淵沢町で野菜の苗の販売などを手掛ける「三好アグリテック」です。東京都内のグループ会社が10年以上かけて開発しました。

　卵の「黄身」のような黄色と「まろ」やかな口当たりに愛情を込めて「こ」をつけて、「きみまろこ」と名付けたといいます。

荒木美穂キャスター
「こちらが焼き芋のきみまろこ…白くて一見、サツマイモには思えないような珍しい見た目ですよね、いただきます！ねっとりとしていて甘い！繊維も少なくて口当たりなめらか、まろやかな甘みが広がります」

　三好アグリテックによりますと、皮が白いサツマイモはこれまで焼酎などの加工用として普及している品種はあるものの、青果向けとしては珍しいといいます。

三好アグリテック営業部 谷口燿子さん
「たくさんの農家さんに作っていただきたいなと思っています。（食べた方には）ほっこり幸せな気分になってもらえたらうれしいです」

　三好アグリテックでは今後、さらにPRに力を入れて「きみまろこ」の認知度向上を目指し、全国に広めていきたいとしています。