共和党・ヘイリー元国連大使が大統領選に立候補表明
来年のアメリカ大統領選挙をめぐり、トランプ政権で国連大使を務めた野党・共和党のニッキー・ヘイリー氏が14日、立候補する意向を表明しました。
ヘイリー氏(51)は南部サウスカロライナ州の知事を経て、トランプ政権では国連大使を務めました。
ヘイリー氏は立候補を表明したビデオの中で政治家の世代交代の必要性を訴えました。
共和党・ヘイリー元国連大使「今こそ新しい世代のリーダーが必要だ。責任ある財政を取り戻し、国境を守り、私たちの国と誇りを強くする」
共和党ではこれまでにトランプ前大統領だけが立候補を表明していましたが、自身の「身内」が最初の対抗馬になった形です。
ただ、共和党内でのヘイリー氏への支持はまだ低く、トランプ氏は「彼女にはやりたいようにやれと言った。幸運を祈る!」と述べ、余裕を見せています。