ロヒンギャ難民キャンプで千棟以上焼ける
ミャンマー軍の迫害から隣国バングラデシュに逃れた少数派イスラム教徒ロヒンギャの難民キャンプで9日、大規模な火事がありました。
火事があったのは、バングラデシュ南東部、コックスバザールにあるロヒンギャの難民キャンプです。現地メディアによりますと、9日午後5時頃、難民キャンプで火事が起き、学習施設や医療施設を含む1000棟以上が焼けたということです。
IOM=国際移住機関は、これまでのところ死者はでておらず、2人がけがをしたとしています。
火は、およそ2時間後には消し止められました。警察は、ストーブから引火したとみて火災原因を詳しく調べています。
この難民キャンプでは、ミャンマー軍の迫害から逃れてきた100万人近くのロヒンギャが、衛生環境が悪い中で暮らしています。