ミャンマー軍 拘束市民ら5600人釈放へ
ミャンマー軍は18日、抗議デモに参加するなどして拘束中の市民らおよそ5600人を釈放すると発表しました。国際社会の圧力が強まる中、歩み寄りの姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。
ミャンマーの最大都市ヤンゴンのインセイン刑務所の前には、18日夜、大勢の人たちが集まり、釈放された家族らと抱き合って涙する場面も見られました。
ミャンマー軍は18日、抗議デモに参加するなどして拘束された市民ら5600人あまりについて、人道上の理由により恩赦を与え、釈放すると発表していました。人権団体によりますと、発表前の段階ではおよそ7300人が拘束されていたということです。
軍のトップがASEAN(=東南アジア諸国連合)の首脳会議から排除されたことをうけ、軍としては、国際社会に歩み寄る姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。