首脳会議に招かれず…ミャンマー軍が反発
ASEAN(=東南アジア諸国連合)がクーデターを主導したミャンマー軍のトップを首脳会議に招かない決定をしたことについて、軍の報道官は16日、「ASEANの原則が弱体化されている」などと反発しました。
ASEANは、ミャンマー軍が特使の派遣など5つの合意項目を守っていないとして、今月下旬の首脳会議にミャンマー軍のトップを招かないことを決めました。
この決定について、ミャンマー軍の報道官はNNNの取材に応じ、「ASEANの原則である『内政不干渉』と『全会一致』が弱体化されている」と反発しました。
その上で、「ASEANは、EUやアメリカの干渉を受けている」などと主張しました。
ミャンマー軍の統制下にある外務省も、「圧力をかけることは逆効果だ」との声明を出しています。