中国内陸部地震の死者135人に 不明者の捜索続く中…被災者への“心のケア”支援も始まる
中国内陸部で18日に起きた地震の死者は、これまでに135人になりました。今も行方不明者の捜索が続くなか、被災者の心のケアの支援も始まっています。
震源に近い中国・甘粛省の集落で、被災者の支援が始まっていますが、がれきの撤去などは手つかずで、復旧にはかなりの時間がかかりそうです。
地震で亡くなった人はこれまでに135人。深夜に発生した地震で、大きなショックを受けている子どもも多いといいます。
支援スタッフ
「子どもたちに絵を描いています。心のケアを行っています」
絵を通して子どもの心の状態を把握し、今後の支援につなげるものです。
「美しいものを描いて」と言われた子どもたちが描いたのは、自分の“家”。
子ども
「(Q.何を描いているの?)自分の家の絵だよ」
「(Q.家は倒れちゃったの?)そうだよ」
「(Q.自分の家なんだ)(うなずく)」
被災地は、22日も氷点下10度を下回る厳しい寒さが続く見通しで、中国政府は支援の本格化を急いでいます。