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日米外相会談 沖縄の負担軽減への努力要求

2011年9月20日 11:02
日米外相会談 沖縄の負担軽減への努力要求

 玄葉外相は19日、国連総会出席のために訪れたアメリカ・ニューヨークでクリントン国務長官と40分にわたって会談し、懸案となっているアメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題について、アメリカ側に沖縄の負担軽減のための更なる努力を求めた。

 初めての日米外相会談に臨んだ玄葉外相は、野田新政権が日米同盟を基軸に日本外交を進める方針を伝えた。両国で最大の懸案となっている普天間問題については、クリントン国務長官から「具体的な進展を期待する」と発言があり、玄葉外相は「(沖縄・名護市辺野古に移設するとした)日米合意を着実に実施したい」と応じた。

 また、「沖縄の現状は依然、非常に厳しく、沖縄の負担軽減のために、アメリカ側に更なる努力をお願いしたい」と伝えた。