G7首脳オンライン会談 ウクライナ“インフラ施設復旧・防衛”引き続き支援で一致
G7(=主要7か国)の首脳が12日、オンラインで会談し、ロシア軍の攻撃により破壊されたウクライナのインフラ施設の復旧や防衛を引き続き支援していくことなどで一致しました。
G7のオンライン首脳会談には、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加しました。
会談後に発表された首脳声明では、発電施設などに対するロシアの継続的な攻撃について、「非人道的で残酷」として、改めて強く非難しています。その上で、G7はエネルギーなどの重要インフラ施設の修理・復旧と防衛を継続し、ウクライナ国民が厳しい冬を越せるように支援していくことで一致しました。
また、会議に出席した日本の岸田首相は「来年開かれるG7広島サミットでは、力による一方的な現状変更や核による脅しを断固として拒否するといったG7の強い意思を歴史に残る重みをもって示していきたい」との考えを説明し、各国首脳から支持を得たということです。