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6州で勝利のロムニー氏、指名獲得に前進

2012年3月8日 8:26

 アメリカ大統領選挙の野党・共和党の候補者選びは、6日に行われた選挙戦の天王山「スーパーチューズデー」で、ロムニー候補が獲得した代議員の数を400人台に伸ばし、指名獲得に前進した。

 11州で候補者選びが集中するスーパーチューズデーでは、6日中に結果を出す10州のうち、ロムニー候補が重要なオハイオ州を得票率1%差で制した他、地元・マサチューセッツ州など6州で勝利した。また、サントラム候補は南部・オクラホマ州など3州、ギングリッチ候補は地元・ジョージア州で勝利した。

 これにより、大統領候補に指名されるために必要な代議員の数は、AP通信によるとロムニー候補が415人となり、2位のサントラム候補の176人との差を広げた。しかし、ロムニー候補は代議員の過半数1144人の獲得に向けて2位以下を突き放しきれておらず、選挙戦は長期化する見通しとなっている。