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NYダウ、初の一時1万5000ドル台

2013年5月4日 12:06

 アメリカで先月の雇用の状況が改善されたことを受け、3日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は一時、初めて1万5000ドルを突破し、最高値を更新した。

 3日に発表されたアメリカの先月の失業率は7.5%で、4年前のオバマ政権発足後、最も低い数字になった。また、景気の動向を示す重要な指標とされる「農業以外の分野の就業者数」も、市場の予想を上回った。

 このため、雇用状況が改善されて景気の回復が緩やかに続いているとの安心感が市場でも広がり、ダウ平均株価は取引開始直後から買い注文が相次いだ。午前中に1万5000ドルを初めて突破し、終値も過去最高値で取引を終えた。