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NYダウ56ドル高 終値1万4988ドル

2013年7月4日 8:10

 3日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、雇用に関する経済指標が好調だったことなどから、ダウ平均株価は前日比50ドル以上値を上げて取引を終えた。

 3日の市場は、独立記念日の前日ということで午後1時までの短縮取引となった。民間調査会社が3日に発表した6月の全米雇用報告で、非農業部門の就業者数が前月比で18万8000人増え、市場の予想を上回った。また、労働省が発表した先週1週間に新規に申請された失業保険の件数は34万3000件と、前週から5000件減少したことがわかった。アメリカの失業率などを含む雇用統計が5日に発表される予定だが、市場では労働市場の改善を示す指標が発表されたことで買いが優勢となった。

 こうしたことから、ダウ平均株価は前日比56ドル14セント高の1万4988ドル55セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比10.27ポイント上げ、3443.67で取引を終えている。