ウクライナに侵攻するロシア軍の戦死者について、ロシアの独立系メディアは、これまでに少なくとも3798人が死亡したとの調査結果を発表しました。

ロシアの独立系メディア「メディア・ゾナ」によると、ロシア軍のウクライナでの死者は2月24日から6月16日までに、少なくとも3798人確認されたということです。

ロシア国防省は3月25日に死者が1351人だと発表して以来、死者の数を公表していません。

今回の調査は、兵士の親戚のSNSや地元メディアの情報など、公開されているものだけをもとにしているため「実際の数を表すものではない」としています。

また、出身地でみると、モスクワ出身者が8人、サンクトペテルブルク出身は26人で、都市部の出身者は少ないと分析しています。

さらに、死亡が判明した3798人のうち652人が将校だとしています。