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スペイン王女が脱税の疑いで予審法廷に出頭

2014年2月9日 2:28

 スペイン国王の娘・クリスティーナ王女が8日、脱税などの疑いで予審法廷に出頭し、事情聴取を受けた。クリスティーナ王女はファン・カルロス国王の二女で、国王の直系の家族が被疑者として予審法廷に出頭するのは初めて。

 王女の夫は約8億7000万円の公金横領の疑いで、すでに予審が行われていて、王女も一連の事件で脱税と資金洗浄に関与した疑いが持たれている。地元メディアによると、予審法廷で王女は判事の事情聴取に対し、「知らない」や「夫に任せていた」などと答え、容疑を否認しているという。

 王女は48歳でオリンピックにヨットの補欠選手として参加し、選手団の旗手を務めたこともある。