マレーシア航空機が今月８日に消息を絶ってから２２日で２週間がたった。インド洋で見つかった機体の残がいの可能性がある物体は依然として見つかっていないが、オーストラリア政府は２２日、全力を尽くしているとする一方で捜索の困難さを語った。

　マレーシア機の残がいの可能性がある物体は、オーストラリア・パースから約２５００キロ南西のインド洋で確認された。２２日からは新たに、長距離飛行が可能なジェット機も投入し捜索活動が行われているが、発見には至っていない。オーストラリア政府は２２日に会見し、広大な海で見つけることがいかに困難かを語った。

　一方、これまでマレーシア周辺で捜索活動にあたっていた自衛隊のＰ３Ｃ哨戒機２機は２３日にオーストラリアに到着し、早ければ週明けから捜索に加わる予定。