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NYダウ反落 終値1万6843ドル

2014年6月12日 7:28

 11日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は世界経済の行方に不安が出てきたとして100ドル以上値を下げて取引を終えた。

 10日までダウ平均株価は4営業日連続で過去最高値を更新していたが、11日は取引開始直後から売られる展開となった。これは世界銀行が10日に発表した世界経済の見通しで成長率を下方修正したことが原因。さらに市場関係者の中には、イラク情勢に対する不安も売りの材料になったと指摘する声もある。結局、ダウ平均株価は前日比102ドル04セント安の1万6843ドル88セントで取引を終えた。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は6.07ポイント安い4331.93となっている。