×

NY株111ドル高 終値1万7055ドル

2014年7月15日 7:46

 今週からアメリカの大手企業の決算発表が本格化している。出だしは好調で、これを受けて、14日のニューヨーク市場のダウ平均株価は大幅に値を上げ、前週末比111ドル61セント高の1万7055ドル42セントで取引を終えた。3日に記録した過去最高値まであとわずかなところにまで迫り、取引時間中には過去最高値を記録している。

 また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は前週末比24.93ポイント高の4440.42で終わった。

 今週からアメリカの大手企業の決算発表が本格化している。金融大手「シティグループ」が14日に発表した4月から6月期の決算の内容が良く、金融株を中心に買い注文が相次いだ。また、企業の買収や合併の動きも活発で、株価を上げる要因になっている。市場関係者は「今後も、決算発表の内容次第で株価は高値圏を維持し続ける」とみている。