×

米・オバマ大統領、エボラ対策調整官と会談

2014年10月23日 14:48

 アメリカのオバマ大統領は22日、エボラ出血熱対策にあたる調整官に任命したロン・クレイン氏と会談、関係機関と連携して対策を強めることを指示した。

 クレイン調整官は、バイデン副大統領の首席補佐官などを務めてきたが、「エボラ対策調整官」に就任してから公の場に出るのは初めて。テキサス州の病院の看護師が二次感染したことで批判を受けたアメリカ政府は、感染の広がるリベリアなど西アフリカの3か国からの入国を5つの主要空港に限定し、入国者に21日間の経過観察などを行う。

 エボラ出血熱への対応では、関係する機関が多岐にわたっているため、クレイン調整官は今後、連邦政府と各州の連携をはかりつつ、対策強化に努めることになる。