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大韓航空“ナッツ”裁判 懲役3年を求刑

2015年2月2日 23:43

 韓国の大韓航空の前副社長がナッツの渡し方に激怒し、動き始めた航空機を引き返させた事件の裁判で、検察は2日、前副社長に対して懲役3年を求刑した。

 「航空保安法違反」など5つの罪に問われている趙顕娥被告は、ナッツの渡し方に激怒し、サービス責任者を航空機から降ろしたことについて2日、「軽率な行動だった」と謝罪した。しかし航空機の航路を無理に変更させた罪については、改めて否認した。

 裁判で検察側は、「被告人の謝罪反省は、厳しい世論を受けて仕方なく、形式的にしたことだ」と批判。趙被告に懲役3年を求刑した。