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独機墜落事故 副操縦士の自宅前から中継

2015年3月27日 0:53

 フランス南東部の山岳地帯でドイツのジャーマンウィングス機が墜落した事故で、フランスの検察当局が日本時間26日夜に会見し、副操縦士には飛行機を破壊する意思があったと分析、機体を墜落させる操縦を意図的に行ったと述べた。ドイツ・モンターバウアーにある副操縦士の自宅前から、山内康次記者が中継。

 ヨーロッパのメディアによると、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(28)は幼い頃からパイロットを目指し、10代の頃から地元の飛行クラブに所属してグライダーに乗っていたという。イギリスのインディペンデント紙は、このクラブのメンバーの証言として、「ルビッツ副操縦士は仕事に満足していたようだ」と伝えている。また、別のメディアは、ルビッツ副操縦士の近所の住民の話として、日常的に家の周りをジョギングして健康そうだったと報じている。

 今後は、なぜルビッツ副操縦士が乗客・乗員を巻き込んで、このような行為に及んだのか、動機の解明が急がれる。