国民投票始まる 大勢判明は6日朝の見通し
EU(=ヨーロッパ連合)などが求める財政再建策を受け入れるかどうかを問うギリシャの国民投票が始まった。大勢は日本時間6日朝にも判明する見通し。
投票は日本時間5日午後1時から、ギリシャ全土約1万9000か所の投票所で始まった。今回の国民投票で賛成が過半数を占めた場合、チプラス首相は財政再建を受け入れて新たな金融支援を模索し、その後、退陣するとの見方が強まっている。一方、反対派が勝利した場合、支援再開の道筋は見えず、債務不履行(デフォルト)に陥る恐れが高まるほか、ユーロ離脱も現実味を帯びる。
ここ数日発表された世論調査では、いずれも賛成と反対がきっ抗している。
投票は日本時間6日午前1時で締め切られ、早ければ朝にも大勢が判明する見込み。