「歴史的合意」 米・イラン、成果を強調
イランの核問題をめぐる欧米など6か国とイランの協議が最終合意に達したことを受け、アメリカとイランはそれぞれの成果を強調した。
オバマ大統領「(合意により)核兵器を造る全ての道は遮断される」
オバマ大統領は、合意がアメリカと同盟国の安全保障上の利益になると強調した。今後、議会でイランへの制裁解除に必要な、審査が行われるが、オバマ大統領は野党・共和党が反対しても、拒否権を発動し、制裁を解除する方針。
一方、イランのロウハニ大統領は14日、首都テヘランで演説を行った。
ロウハニ大統領「今日は大事な日だ。欧米など世界の大国がイランの核活動を認めた」
ロウハニ大統領は、平和目的だと主張するイランの核開発が、国際社会から認められたことを強調した。国内の反欧米強硬派に対する配慮も伺える。