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「ドーピング」疑惑報道 国際陸連が反論

2015年8月4日 0:10
「ドーピング」疑惑報道 国際陸連が反論

 イギリスのメディアがオリンピックなどの陸上競技で、146個のメダルについてドーピングの疑いがあると報じた問題で、国際陸連は3日、「検査は真剣に行われた」と反論した。

 イギリスのサンデー・タイムズ紙は2日、2001年からの12年間に行われたオリンピックや世界選手権の陸上競技で、全体の3分の1にあたる146個のメダルについて、ドーピングの疑いがあると報じた。特にロシアのメダリストが多く、日本人選手についても調査結果の5%で疑わしい数値が出たとしていて、「国際陸上競技連盟が、疑わしい結果が出た選手に十分な対応を取っていない」と批判している。

 記事について国際陸連は3日、「我々の検査が真剣ではなかったというのはばかげている」と反論、調査する意向を示した。

 この問題では、世界反ドーピング機構も調査を行う方針。