“最高基準800倍”青酸化合物検出の報道
中国の天津で起きた爆発事故で、国営の中国中央テレビは、現場に残った水から最高で基準の800倍の猛毒の青酸化合物が検出されたと報じた。
天津の爆発発生から1週間以上がたち、20日から重機を使ってコンテナやガレキの片付け作業が本格的に始まった。
中国中央テレビによると、爆発の中心部には直径約100メートル、深さ6メートルの穴が開き、大量の水がたまっている。この周辺からは平均で基準の40倍、最高で800倍もの猛毒の青酸化合物が検出されたという。
今後、ポンプで水をくみ出し無害化する処理を進めるということだが、2~3か月かかる見通し。