ロシア極東地域への外国からの投資を呼び込むことを目指す初めての国際経済フォーラムが、日本の大手企業も参加し、ウラジオストクで始まった。

　この国際経済フォーラムは外国からロシア極東地域への投資について話し合うもので、プーチン大統領の主導で初めて開かれる。日本や中国、韓国などの政府や企業関係者およそ１７００人が参加するということで、ウクライナ情勢をめぐる欧米からの制裁などでロシア経済が低迷する中、極東地域に外国からの投資を呼び込む狙いがある。

　プーチン大統領も４日に現地入りし、演説を行う予定だが、ロシア側は会場内で北方領土の開発への投資も呼びかけていて、プーチン大統領が日本についてどのように言及するかが焦点となる。