カタルーニャ州議会選、独立賛成派が過半数
スペインからの独立の是非が最大の争点となったカタルーニャ州の州議会選挙が27日に行われ、独立に賛成する勢力が過半数の議席を獲得した。
バルセロナを州都とするカタルーニャ州の州議会選挙(開票率99%)では、定数135のうち、マス州首相らが所属する独立推進派の政党連合が第一党となり、同じく独立に賛成する政党の議席を加えて72議席を獲得し、過半数となった。
マス州首相は、「選挙結果によって独立に向けて大きな力と正当性を与えられた」と勝利宣言した。
独立推進派は、選挙前に、過半数を占めた際には1年半以内に独立すると宣言しているが、スペインの中央政府は独立を認めない姿勢で、対立は避けられない情勢。