日米印が外相会談“中国念頭”連携強化確認
日本・アメリカ・インドの3か国による初の外相会談が29日、アメリカ・ニューヨークで行われ、南シナ海での埋め立てなどを進める中国を念頭に、連携強化を確認した。
岸田外相、アメリカのケリー国務長官、インドのスワラージ外相による初めての3か国外相会談は、約30分間行われた。岸田外相は、中国を念頭に「南シナ海では現状を変更し緊張を高める一方的な行為が依然として継続している」と述べ、アメリカとインドも懸念を示した。
また、来月、インド洋でアメリカとインドが主催する海上共同訓練に日本が8年ぶりに参加することに、歓迎の意が示されたという。
3か国による海上安全保障の連携強化は、中国をけん制する狙いがあるとみられる。