WHO、シエラレオネでエボラ感染終息宣言
WHO(=世界保健機関)は7日、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱の感染が終息したと宣言した。
WHOによると、シエラレオネでは、去年5月に最初の感染が確認されてから、疑い例を含む感染者は1万4000人を超え、3955人が死亡した。感染は去年の秋をピークに減少し、今年9月の患者を最後に新たな感染は確認されていなかった。
エボラ出血熱は、シエラレオネのほか隣国のリベリアやギニアでも猛威をふるい、死者の数は1万1000人を超えた。リベリアでは今年9月に終息が宣言されたが、ギニアでは最近も新たな感染者が見つかっている。