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不審物見つからず学校再開へ 米脅迫メール

2015年12月16日 12:01
不審物見つからず学校再開へ 米脅迫メール

 アメリカ・ロサンゼルスで「爆発物などで学校を攻撃する」との脅迫があり、15日、公立学校約1100校が休校となったが、不審物は見つからず、16日から学校を再開することになった。

 ロサンゼルスの警察によると、「爆発物や銃で学校を攻撃する」との脅迫メールが教育委員会に届いたことを受け、15日、ロサンゼルスとその周辺の幼稚園から高校までの公立学校約1100校が休校となった。

 現地時間15日夜になって警察などが会見し、差し迫った危険がないことを明らかにした。

 ロサンゼルス市警「アメリカ連邦捜査局とロス市警は、脅迫は虚偽だったと結論付けた」

 また、爆発物などは見つからず、安全が確認されたとして、16日から学校を再開させることになった。

 一方、脅迫メールを見た下院議員は、メールにはイスラム過激派に関する内容が含まれていたことを明かす一方で、「この人物がイスラム教を学んだり知識があったりするようにはみられない」と述べている。

 ロサンゼルスの近郊では今月2日、銃の乱射により14人が殺害される事件があったばかりで、テロへの警戒が強まっている。