「強固な日米同盟重要」米ケネディ駐日大使
就任して2年を迎えたアメリカのケネディ駐日大使が17日、東京都内で会見し、地球規模の問題に対応するため、「強固な日米同盟が重要」との考えを示した。
日本記者クラブで会見したケネディ駐日大使は、「日米同盟はこれまでになく強固だ」と語り、テロや温暖化など幅広い問題に対応するため、協力することが重要だと強調した。
ケネディ駐日大使「日米が築いた同盟は両国民の生活を豊かにするだけでなく、地球規模の課題に取り組むのに重要な役割を担っている」「日米は関与するだけでなく、リードすることが求められる」
また、沖縄県普天間基地の名護市辺野古沖への移設問題について、「様々な計画が検討された中でベストなものだ」と述べ、できるだけ早く計画を実行すべきだと強調した。
また、今年10月に大筋合意したTPP(=環太平洋経済連携協定)については、「オバマ大統領が全力で取り組んでいる」「議会は可決する」と述べ、法案の議会承認に自信を見せた。