大気汚染で再び「赤色警報」北京で緊急措置
大気汚染警報としては最も重い「赤色警報」が再び発令された中国・北京では19日朝から緊急の措置が実施されている。
北京市では19日朝、大気汚染物質PM2.5の値が日本の環境基準の5倍近くになるなど大気の汚染が深刻になっている。
19日に市内を走れる車はナンバーの末尾が奇数の車だけで大幅な制限が敷かれている。赤色警報の発令を受け、北京では22日まで車の通行制限や一部の工場の操業停止などの措置がとられている。また幼稚園や小中学校、高校には休みとするよう呼びかけられ、日本人学校も21日の休校が決まっている。
市民「マスクをしても、次の日はノドがかゆくて苦しくなったりする」
北京では先週も赤色警報が発令されていたが、大気の汚染は来週22日に向け、悪化する見通し。