オバマ大統領 銃規制強化策を正式発表
アメリカのオバマ大統領は5日、銃を売る側に販売免許の取得を義務づけるなどした銃規制の強化策を正式に発表した。
ホワイトハウスに招かれた銃犯罪の被害者や家族らの前で発表された新たな規制は、銃を売る側に販売免許の取得や購入者の経歴調査などを義務づけるもの。これまで規制の対象外だったインターネットでの個人売買も含まれていて、最大で懲役5年の罰則も盛りこまれている。
演説ではオバマ大統領が様々な銃犯罪を振り返って、感極まる場面もみられた。
オバマ大統領「銃の犠牲になった子供たちのことを考えるたび怒りを覚える」
議会では銃規制に反対している共和党が多数を占めていることから、今回の規制強化は、議会の承認を必要としないかたちで行われる。