×

中国株式市場 株価急落で2回目の強制終了

2016年1月7日 21:54
中国株式市場 株価急落で2回目の強制終了

 世界同時株安の引き金となった中国の株式市場では7日も株価が急落し、開始30分以内で取引停止となった。取引の強制終了は今月4日に続き2回目。

 中国では、今年から株価が急変動すると取引が停止される制度が導入されているが、上海と深センの証券取引所では7日、開始30分以内で株価指数の下げ幅が取引停止の目安となる前の日に比べて7%となったため、強制的に取引が停止された。年初にこの制度が適用されて以来、停止は2回目。

 専門家は、今回の急落について、人民元安により資本流出への懸念や中国経済の先行きへの不安感が高まっていることに加え、新しい制度に慣れていないことからの投資家のパニック心理などが要因とみている。

 ★深センの「セン」は土へんに「川」