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米・キューバ 定期航空便の再開で署名

2016年2月17日 11:07

 アメリカとキューバは16日、国交回復をうけて、定期航空便の運航を始める覚書に署名した。

 署名式はキューバの首都ハバナで行われた。両国はこれまで、チャーター便に限っていた空の便について、定期便も始めることで去年12月に合意していた。

 覚書の署名をうけて、両国の間を1日往復30便の就航が認められることになる。署名式に出席したアメリカのフォックス運輸長官は、「両国にとって歴史的な1日となった」と成果を強調した。大手航空各社も、定期便の開始を歓迎し、就航を希望しており、運輸省は今後、発着枠を割り当てることにしている。