米大統領選 スーパーチューズデー投票進む
アメリカ大統領選挙は1日、序盤戦最大の山場「スーパーチューズデー」を迎えている。民主・共和両党が候補者の絞り込みを進める中、10以上の州で一斉に予備選挙と党員集会が行われている。ジョージア州の投票所から中瀬真生記者が中継で伝える。
こちらのジョージア州の高校は、民主党・共和党双方の投票所になっており、これまでに約470人が投票を済ませたという。
投票した人「変化を強く望みます。強い指導力のある人が必要です」
投票した人「女性大統領を迎える準備はできています。それがクリントン氏であってほしい」
選挙情勢だが、民主党は黒人やヒスパニック層から支持を集めるクリントン前国務長官がリードしている。
一方の共和党は、不動産王・トランプ氏が選挙戦から撤退した主流派候補の支持を受けたことも追い風となり、さらにリードを広げている。
共和党・トランプ氏「男性、女性、キリスト教の保守派、軍人、全ての層から支持を勝ち取った。アメリカの歴史上かつてないことが起きている!」
トランプ氏が今回、無党派層の多いマサチューセッツ州や、高学歴で政治関心の高い人々の多いバージニア州などで勝利すれば、ルビオ氏ら主流派の一本化はもはや手遅れではないかという見方すら出始めている。
こちらの投票所は日本時間2日午前9時に投票が締め切られ、大勢は、早ければ昼ごろにも判明する。