“パナマ文書”から行方不明の名画を押収
いわゆる「パナマ文書」をめぐる問題でスイスの検察当局は11日、行方不明だった名画を押収したことを明らかにした。
AP通信などによると、押収されたのは、イタリアの画家、アメデオ・モディリアーニが1918年に描いた作品。第2次大戦中にナチスドイツが略奪したとされており、それ以降、行方がわからなくなっていた。
しかし、流出した「パナマ文書」から、この絵画の持ち主が明らかとなりスイスの検察当局が先週、この絵画をジュネーブで押収した。絵画の価値は日本円で約27億円だという。